痛くないの?
矯正治療は痛いという話を聞きます。
確かに痛みを感じるときもあるのですが、次期は決まっています。
それは治療開始からだいたい一週間くらいですね。
なぜこの時期に痛みを感じるのかと言うと、歯を動かすために骨との結合を緩めるからです。
歯と言うのは骨とゆるくくっついています。
そのくっつきを外してあげないと、歯の移動ができません。
歯に器具をつけて引っ張ると、最初に歯の動揺がおこります。
骨から浮き上がってぐらぐらとしてきます。
このグラグラが歯の移動に大事なのです。
ぐらぐらの歯を引っ張ると、その位置から横に倒れようとします。
しかし隣には歯があるので、少ししか倒れません。
その倒れた分が、最初の歯の移動量になるのです。
じつは、大人と子供ではぐらぐらになる速さが違います。
子供は骨も柔ら無いのですぐに歯が動きますが、大人は骨が硬くなっているので、なかなか動かないのです。
ですから、子供の方が痛みは早く消えます。
大人はなかなか痛みが消えなくて、一週間くらいは痛み止めを飲み続けたという人もいます。
ただ、個人差が大きいので、大人でも全く痛くないと言う人もいます。
どちらにせよ、最初の一週間だけですので、ちょっとがんばりましょう。
子供でもがんばって耐えていますので、大人ならがんばれますよね。
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2012年3月14日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:歯並びと矯正歯科