むし歯の出来る原因



矯正治療をしてるお子さんは、むし歯ができやすいです。
器具をずっと歯につけるので、その周りに汚れがたまり易いのと、器具が邪魔なので上手く歯磨きが出来ないのげ原因ですね。
ワイヤーがついてる状態で、汚れを全て落とすのは大人でも難しいものです。
器具の周りに付着した汚れをしっかりと落とすには、小さめのブラシを使います。
また、毛先の長いものや、歯間ブラシなど、補助器具を使って汚れを落としていきます。

ですが、やはり10歳前後の子供にすべてを任せるのは無理でしょう。
かならず親が最後に見てあげて、落とせていないところは指摘してあげることです。

むし歯は、でんぷんなどの糖質と、汚れの中にいるむし歯の原因菌が存在することで酸を作り、それが歯の表面を溶かすためにできます。
溶かされた歯も、早い段階であればフッ素を使うことで治りますが、穴が開いてしまってはどうしようもありません。

と言っても、いきなり穴ができるのでは無いので、必ず定期的な歯のチェックは受けましょう。
2,3ヶ月で新しいむし歯が発生してきます。
矯正中は、2週間毎に調整などで診療所へ行きますが、矯正専門のところではむし歯を見落とす事があります。
矯正治療と平行して、一般歯科で定期健診を受けましょう。早期のむし歯が見つかれば、早めに予防措置を行なうことで進行を食い止めることができます。

矯正が終われば、歯磨きも楽になります。
それまではまめなチェックを怠らないようにしましょう。

photo by: Mister-E

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2012年4月19日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:矯正歯科の種類

簡単なものもあります



矯正治療は長い期間と高額な治療費が必要なので、本当に必要性があると感じた人しか行ないません。
確かに何年も矯正器具を口の中に入れて、しかも何十万円もかかるのですから、思い切りが必要です。
ですが、それは全体の矯正治療の場合です。

矯正にはいくつか種類がありますが、数本だけの移動を行なう治療法もあります。
MTMと言って、数本だけに限定した矯正治療です。

例えば、倒れてる歯が一つあるとします。
その歯の隣を虫歯で抜きました。普通はブリッジなどを入れるのですが、倒れてる歯を起こせば済みそうだとします。
であれば、起こして使おうと考えますよね。矯正のできる先生ならそう考えます。
そのとき、たった一本の歯を起こすのに、全部の歯を触る必要はありません。
倒れてる歯と、その周囲の何本かだけで良いのです。
これを部分矯正といいます。

部分矯正は、よく行われる治療法で、少しだけ歯並びを治したい場合に便利です。
治療期間は数ヶ月で終わるものもありますし、治療費もかなり安く済みます。
一本だけ、数本だけの矯正を行ないたいと思うなら、部分矯正が可能かもしれませんね。
器具を取り付けるのも、一部分だけで済むので、あまり目立ちません。
殆ど見えない位置に取り付けることもあります。

ちょっとだけ歯並びを治したいのなら、部分矯正について矯正の先生とご相談するのが良いでしょう。

 

photo by: floodllama

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