いろいろあります
矯正と聞いて、どんなことを思い浮かべますか。
普通は、銀色の矯正器具を歯につけて、口を開けるとぎらぎらの器具が見えてると思うでしょうね。
確かにあれは矯正器具の一つですが、あれだけではないんです。
歯並びと言うのは、顎と歯の位置、大きさの調和で成り立っています。
顎が小さいのに大きな歯が生えていたら、歯並びはがたがたです。
逆に大きな顎に小さな歯だったら、歯の間に隙間が出来てしまいます。
歯の位置が前に出ていたら出っ歯になりますし、後ろに下がっていたら、へこんだ顔立ちになってしまいます。
顔の形と歯の位置はとても関係が深いのです。
ですので、一口に矯正と言っても、その方法は沢山あります。
まず皆さんが思い浮かべる、銀色の器具はブラケットといいます。
エッジワイズ法と言って、アメリカで考案された、歯を三次元的に動かす器具のことです。
それ以外にも、帽子のようなものをかぶって顎の成長を促したり、抑制したりする器具や、
入れ歯そっくりの器具で顎を広げたりもします。
矯正を行なう前に、まず診断を行ないます。このときに、頭の骨に対して、ご自分の歯と顎が正しい位置にあるのかどうかを調べます。
顎は正しい位置にあるけど、歯の位置が悪い場合は歯だけを動かします。
顎も位置がおかしい場合は、顎の骨の位置を治します。
歯は顎に入っていますので、その顎がずれてるといけないのです。
何を動かすのかによって矯正の方法や器具は違ってきます。
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2012年3月26日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:歯並びと矯正歯科