終わっても油断しない
長い矯正治療が終わりました。
うっとうしいブラケットやワイヤーが取れてすっきりしてることでしょう。
やっと歯並びも良くなって、何も気にせずに大口を開けて笑えますね。
確かに治療は終わったのですけど、注意しなくてはいけません。
後戻りの事を先生から説明を受けましたか。
矯正治療は、自然ではない力を歯にかけて動かします。
その反作用の力がかかっているのです。
矯正器具を外すと、すぐに歯はそれまでと反対方向へ移動を開始します。
これが後戻りです。
後戻りが起こる理由は良く分かりませんが、全ての人で発生するわけではありません。
ですが、多くの人で起こる現象なので、矯正医は必ず後戻りを防ぐ処置を行ないます。
保定装置(リテーナー)と呼ばれるものを利用します。
これはいくつか種類があるのですが、
1:マウスピースのようなものを寝るときだけ使う
2:細いワイヤーを歯の裏につけて止める
3:入れ歯タイプのリテーナーを利用する
上記のような方法があります。
これを怠ると、せっかく動かした歯の位置が狂ってしまうので、絶対に行なって下さい。
面倒だと思ってやらないと、歯が動いてリテーナーが入らなくなります。
ワイヤーで固定する方法が楽なのですが、外れたりすることもあります。
どれを使うのかは先生によって違うので、説明をしっかりと聞いてください。
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2012年7月26日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:矯正歯科の種類