写真、撮りましたか

Russ


矯正治療を行なう前に、写真を撮りましょう。
診断したり、計画を作るときにも診療所で写真撮影は行ないます。
それは歯並びを記録するためですが、ここでお話するのは、顔全体です。

矯正を行うと顔立ちが変わります。
肌の色も良くなるし、口元が大きく変化します。
ぱっと見たときの印象が大きく変わります。

記念写真は沢山撮影してるでしょうけど、自分の顔がはっきりと分かる写真を何枚か撮影しておきます。
できれば矯正の治療中にも撮っておくと良いですね。

全ての治療が終わったら、自分で見比べてみると良いです。
治療の途中で必ず診療所のほうでは記録のために写真撮影を行ないますが、それは渡してくれません。
それに歯のアップだけですので、あまり意味は無いですね。
顔全体を撮影して、歯の移動によって、顔立ちがどのように変化したのか、見られるようにするのが良いです。
何故かと言うと、矯正治療は長くかかるからです。
途中でだんだん疲れてきたりして、止めてしまう人もいます。
でも、自分の歯並びが良くなっていくことで、顔も変化してることが分かれば、モチベーションを維持できます。

出来れば、顎のラインが分かるような写真を撮影して残しておきましょう。
治療の時期に合わせて記録を自分でも残すようにします。

どんどん変化する顔や顎がはっきりと分かるようにすると、うれしさも続きます。
ぜひ記録は残しておきましょうね。

タグ

2015年5月20日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:矯正治療の流れ

どっちでやりますか

Dear friends,

矯正の方法には、大きく分けて二種類が存在します。
アメリカで開発された抜歯矯正法と、ヨーロッパが主流の非抜歯法です。
日本は、矯正をアメリカから輸入したのでアメリカ方式で行なう先生が多いですが、ヨーロッパ方式も最近は増えてきました。

歯を動かすとき、必ず空間が必要になります。
動かしたいと思う歯の横や前に隙間を作って、そこに歯を移動させていきます。
アメリカ式では、空間を作る方法として抜歯を行ないます。歯を抜けば空間が出来ますよね。
ただし、顎の大きさを考えていないので、全体に小さな歯並びになる欠点があります。

ヨーロッパ方式は、空間を作るのに顎の骨を広げます。
歯並びが悪くなるのは、顎の成長が充分でないので空間が少ないと考え、顎を広げて空間を作り、そこに歯を移動させるのです。
抜歯をしなくて良いのですが、空間を作っても歯がきちんと移動してくれない可能性もあります。
また、どんな場合でも抜歯を行なわないわけではありません。

日本人は顎の成長が悪くて歯並びがひどくなる傾向があるので、本当は非抜歯が良いのでしょうけど、
それでも間に合わないくらい顎が小さい人が多いですね。
顎を広げつつ、抜歯も行なう方法が良く行われています。

矯正の先生がどちらを行なうのかは話を聞いてみないと分かりません。
矯正治療は保険が利かないので、高額になります。
始める前に、まずは相談を受けましょう。無料相談を行なってるところも多くあります。
そのときに矯正方法についてよく相談をして下さい。

タグ

2015年3月18日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:矯正治療の流れ

長いお付き合いです

Hale Makana O Nanakuli Blessing & Dedication

歯を動かすのは、とても根気の要る作業です。
何しろ一日に動くのは、わずかに数十分の一ミリ程度。
それを少しずつ動かして目的の場所まで誘導します。

途中で邪魔な歯が当たったり、上手く動かなかったりすることもあるので、最初の計画よりも長くなることは良くあります。
計画を途中で大きく変更する必要がでるかもしれません。

人間の身体を扱うのですから、予想外の出来事が起こっても不思議ではありません。
治療期間はあくまで予測だと理解しておいてください。絶対にその期間で終わるということではありません。

また、最終目標が途中で変わることもあります。
歯の移動は順調に行なわれて、歯並びもほぼ改善されたとします。
ではどこで器具を外すのかと言う問題が出てきます。

歯並びが綺麗になったらと言いますが、綺麗になったと言う判断は意外と難しいものです。
前歯のちょっとしたずれや、わずかな段差も気になれば、それを動かさないと気が済みません。
先生が気にするかもしれないし、患者さんが気になるかもしれない。

矯正のゴールは、先生と患者さんが納得したところで終わるのです。

だんだん歯並びが綺麗になってくると、もっと綺麗にしたいと思うものです。
するとなかなか終わりに出来なくなります。

どこで終わりにするのか、治療が順調に進んでいる段階で、先生とお話をしておきましょう。
そうしないと、いつまでも終われなくなりますよ。

タグ

2014年12月18日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:矯正治療の流れ

このページの先頭へ